人生を豊かにする言葉「今日の一言」

人生を変えるきっかけとなる素敵な言葉、力のある言葉を毎日発信しています。

自分の得意なことを徹底的に磨き上げる

人生向上委員会というblogと YouTubeチャンネルを運営している酒井隆行です。

 

今日は有名な「動物学校」の話をお伝えします。

 

 昔、動物たちは「新しい世界」のさまざまな問題を解決するために、何かしなければならないと考えて、学校を作りました。学校では、かけっこ、木登り、水泳、飛行を教えることにしました。そして学校の運営を円滑にするために、どの動物も全部の強化を学ぶことになりました。

 

 アヒルは水泳の成績は抜群で、先生よりも上手に泳げるくらいでした。飛ぶこともまずまずの成績でしたが、かけっこは苦手です。かけっこの成績が悪いので、放課後もかけっこの練習をしなければなりませんでした。さらに、水泳の時間もかけっこの練習をさせられました。そうしているうちに、水かきがすり減ってきて、水泳の成績が平均点まで下がってしまいました。学校では平均点ならば問題はないので、アヒルの水泳の成績が落ちたことは、アヒル本人以外は誰も気にかけていませでした。

 

 ウサギは、かけっこはクラスでトップでした、ところが水泳が苦手で居残りさせられているうちに、すっかり神経がまいってしまいました。

 

 リスは木登りの成績が優秀だったのですが、飛行の授業で、木の上からではなく地上から飛べと先生に言われて、ストレスが溜まってしまいました。練習のしすぎでヘトヘトになり、肉離れを起こし、木登りの成績も、かけっこの成績も平均点よりも落ちてしまいました。

 

 ワシは問題児で、厳しく指導しなければなりませんでした。木登りの授業では、どの動物よりも早く上まで行けるのですが、決められた登り方ではなく、自分のやり方で登ってしまうのです。

 

 学年末には、水泳が得意で、かけっこ、木登り、飛行もそこそこという少々風変わりなウナギが一番高い平均点を取り、卒業生総代に選べれました。

 

 学校が穴掘りを授業に採用しなかったので、プレーリードックたちは登校拒否となり、その親たちは税金を納めようとしませんでした。プレーリードックの親たちは子どもに穴掘りを教えてくれるようアナグマに頼み、その後、タヌキたちと一緒に私立学校を設立して、成功を収めました。

 

 学校の教育が全てではありません。そこから、自分自身を見つめ直し、社会のために自分が何をするべきなのかを考え、行動することが大切です。

 

自分の得意なことを徹底的に磨き上げる、大勢その他の存在ではなく、たった一人の存在になること。

 

それでは、今週も宜しくお願いします。