「天知る、地知る、我知る、子知る」
こんばんは、人生向上委員会というblogとYouTubeチャンネルを運営している酒井隆行です。
中国の歴史書「後漢書」に、「天知る、地知る、我知る、子知る」という言葉があります。
東漢時代の官僚、楊震(ようしん)という方が、、地方の任地に向かう際の出来事です。宿泊先にかつての部下が訪ねてきて、「わいろ」を渡そうとしました。その行為を楊震は頑なに断りました。すると部下は、「われわれ以外、誰も見ていません」と引き下がりませんでした。
そこで楊震が入ったのが「天知る、地知る、我知る、子知る」という言葉です。
良いことをしていても、悪いことをしていても、まずは天にいる神様が見ている。次に地にいる神様も見ている。そして、何よりも自分が見ている、そして、あなた(=子)も見ている。
仕事上でも、「誰も見ていないからいいや」ではなく、常にこの言葉を忘れずに、物事を判断しなければならないと感じた言葉です。