「人生向上委員会」

人生を変えるきっかけとなる素敵な言葉、力のある言葉を毎日発信しています。

日本人の美徳に疑問を持ってみる。童話にも表れるその美徳とは。

こんにちは。
前回の記事、<<「気遣い」と「人の目を気にすること」の違い>>ではまったく名乗らなかった髙橋大地です。
キャッチーな入り方がしたく、小説的なぶっこみをしたら名乗る場所を見失いました笑

さてさて、今回も前回の流れから、日本人のしきたりというか、美学に囚われすぎて稼ぐことを悪徳と捉えがちな面についてお話させていただきたいと思います。

ウサギとカメ。

みなさんもご存じかと思いますが…

どんなに優秀な(速い)ウサギも、落ちぶれている(遅い)カメに油断してはいけない。
また、落ちぶれていても(遅くても)着実に積み重ねれば優秀な(速い)ウサギに勝てる。

というお話による教訓ですね。
昔は当たり前ですが、インターネットなんてなかった。だから口頭で物語は伝わっていったのでしょうけど、ここの捉え方が日本人ウケするように伝達されていったのでしょう。
金持ちは調子に乗って貧乏人をバカにしているから、貧乏人はコツコツやっていれば金持ちに勝てるんだよ。と。
コツコツやることはとても大事だけど、どこか「当てる」ことを否定しているようも捉えられます。「当てたヒトはズルく、すぐに油断する」という、妬みにも似た自分を納得させる思考が入っていると思うのです。
この物語における走力を、頭の回転の速さに置き換えるならば…
先天性の地頭の差かも知れないですよ。でもすでに努力や柔軟な思考でウサギは賢くなったのかも知れない。努力して容姿も整ったのかも知れない。
カメは、思考停止でひたすら暗記努力して、問題解決能力を養わなかったのかも知れない。容姿を磨くことは怠ったのかも知れない。(カメも可愛いけどね!!)
そう考えると物語はまるで意味の違うものになります。
カメが勝つはずがないのです。
カメが諦めないことも大事ですが、その時だけ頑張ってもダメ。根本的に差がありすぎる。
ウサギですが、まず勝てる勝負だったでしょう。
というよりも、負ける要素がないですよね。敗因はズバリ、油断以外のもの。
カメを見下していたことです。
休息は必要ですが、「相手はバカだから寝ておこう」という姿勢が問題です。相手を見ないでそのまま進行方向だけ見ていれば間違いなく勝てたのです。

…。
屁理屈でしょうか?
しかし日本の古くからある美徳、道徳を妄信していては資本主義における時代に勝ち残ることはできないと感じます。
僕もまだまだ弱者ですが、強者に養われているような状態です。
そして今回、僕がウサギとカメを用いて、従来の教えとは違う教えと勝手に解釈してみましたが、僕にも思い当たる節があります。
僕は今も若輩者ですが、本当の意味で若くチャランポランだった時、偉そうに「上には上がいるように、下には下がいるのだから」と説いたことがありました。
たしかに下はいるでしょう。
しかしこれはやはり、下と想定した存在を見下しているということにもなります。
それは成長しない。下がいるのだからビリ=負けではない。今のポジションで生きよう。
こうして転職を繰り返したと猛省しております。

休息は必要。
でも下を見て安心するような、見下しの心理は不要。
もし安心を求めるのであれば、成長を実感することでしょう。
そしてそれはやはり動く学ぶ検証するの繰り返ししかないと思います。

見下す暇があるのなら本の一冊も読め、自分!!喝ッ!